散布図で、補助線として好きな場所に直線を引く方法をお教えします。
水平線や任意の線を引く場合
Y軸の44,1という値に水平に直線を引く場合、データセットとして、以下のものを用意します。
100 44,1
0 44,1
これを、散布図に追加で入力します。そしてグラフを右クリックして、
Trendlineを選択します。
もしくは、散布図を選択したまま、リボンでTrendlineを選択します。
そして、「Linear」を選択すると、最初に挙げた、二点間を結ぶ直線が引けます。あとは、点の色を無色にしたり、直線のデザインを工夫するだけです。
縦に、垂直に線を引く場合
但し、上の方法では縦に垂直な線を引くことができません。
その場合、移動平均を使います。
X値が44,1の垂直線を引く場合を考えてみます。そのためには、次のようなデータをセットとして散布図に追加で取り込みます。
44,1 10
44,1 200
44,1 -200
次に、メニューから、「デザイン」を選び、下の図のように、オプションを選びます。
次に、先ほど取り込んだデータセットを選択します。
近似曲線の種類として、移動平均を選択します。
そうすると、縦に補助線が引かれます。
補助線の長さを変えるためには、取り込んだデータセットのY値の最大値と最小値(上の例で述べると、200と-200)を変更してみて下さい。