留学時代(修士)のつらい思い出

もう修士課程@ドイツを修了して何年もたつけど、いまだにあのときのつらさを思い出すことがよくある。

他の留学生の苦労話を聞いたり、といったことがきっかけに、走馬燈のように悔しさ、苦しさがまるで昨日あったかのように感じられる。

もうここまでくればトラウマかもしれない。

(長期かつ正規)留学はトラウマを伴うほどのものなのかもしれない。他のところでも留学のつらさの具体例は書いてきたので、ここにはかかないけれど、こうしたつらさは留学に興味ある人の耳に届いているのだろうか。そうしたことを知らないで、私みたいに楽観的に留学にくると本当に失敗すると思う。

私は無理にでも卒業したけど、卒業できずに中退なんてこともよく聞く。中退自体が悪いことではないけれども、中退すると失敗という刻印を押されているような劣等感を背負うようになる人もいる。

だから、留学界隈の人には、こうしたつらい体験は知ってもらいたい。事前に知ったからといって、留学が楽になるわけじゃないけど、知った上でやるのと、知らずにするのは大きく違くと思う。

最近は、昔のことを思い出すことが多い。修士時代のこともその一つ。今も確かに留学(博士課程)だけど、博士は比較的、自立して調査したり、執筆したりするので、学生同士のやりとりとった精神的なストレスは少ない。

ある意味、自由に楽しくできているので今は幸せなのかもしれない。

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