ドイツにいるとお正月って雰囲気がないよね。
もちろん1月1日は祝日だけど、それからはもうすぐに働く感じで、どうも「普段できないことをしてOK」という無礼講的な雰囲気がないんだよね。やっぱり何年いても年末からお正月にかけては日本の方が好きだと思ってしまう。
花火をぶちまけてうるさく迎える新年よりも、宗教がかったように静かにお祭りのように過ごすお正月はなつかしいなぁ。
神社仏閣に行って、屋台が出てる通りを通って、何か食べ物を買って、友達としゃべりながら、無駄に過ごす正月。この無駄がいいんだよね。無駄が許される時間、それが私にとっての正月だった。
ドイツではクリスマスがそれにあたるけど、日本だとクリスマスもある意味、特殊なので、二回無礼講があるんですよね。それがドイツだとクリスマスの一回限り。寂しいな・・・