最近彼女も含めてよく篆刻をしています。
昔、中学とか高校の授業で篆刻をやったことはあるけど、趣味で篆刻をやるのは初めて。やっぱり大人になると篆刻もうまくできるようになった気がする。うちの母方の家系はいつごろか知らんけど、可廉と可レン(木へんに東)の二つを交互に使い続けてるらしくて、自分の名前やとおもしろくないから俺も後者のほうをもらって篆刻でつくってみてる。趣味として続けていくのはいいのかも。
篆刻の仕方。
1、まず、石と印泥と彫刻道具を買う。書道用具を売ってる大きな店とかならおいてある。
たとえば
2、次にどんな字を彫るのか決める。1字から4字くらい。石の大きさで決める。
3、選んだ字を篆刻用の書体に変えるため、篆刻の辞書とかを借りてきて書体を決める。そしてその字を石の大きさの枠に配置して、それぞれの字を自分の感性にしたがってアレンジして紙に書いてみる。朱文(文字以外を彫る)か白文(文字の部分を彫る)を選ぶ。
4、次に半透明の紙に、3でデザインしたものを写し取り、写し取った半透明の紙を逆さにしてその下にカーボン用紙を当て、石の彫る面に置き、セロテープ等で固定する。そしてその字をなぞる。
5、あとはカーボン用紙によって、石に浮かび上がった部分を彫ったり(白文)、それ以外のところを彫ったりする(朱文)。
こうやって作った印鑑は手紙とか自分でつくったいろんな作品にサイン代わりに(併記して)押したりするといった使い方が考えられる。
慣れてくると文字のデザインから彫り終わりまで全部で1時間ほどでできるようになります。